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軽井沢の気候、夏も冬も「結露・湿気対策」が大切な理由

  • 執筆者の写真: osaka
    osaka
  • 1 日前
  • 読了時間: 6分

更新日:1 時間前

── 軽井沢・信州で本当に怖いのは「夏型結露」と湿気対策


軽井沢の森

「結露」と聞くと、多くの方が冬の窓ガラスに水滴がつく現象を思い浮かべるのではないでしょうか。確かに、一般的な住宅では冬の結露対策が重要視されてきました。

しかし――

軽井沢をはじめとする信州エリアでは、それだけでは不十分です。実はこの地域で本当に注意すべきなのは、夏の湿気によって起こる “夏型結露” なのです!?


軽井沢の結露・湿気対策のポイント

家族の健康と住宅資産を守るために、湿気・結露対策をしっかり知っておきましょう。



INDEX






一般的によく知られている「冬型結露」とは     


冬型結露は、暖かく湿った室内空気が、冷えた窓や外壁に触れることで発生します。


冬型結露の主な原因

  • 室内外の大きな温度差

  • 暖房による室内の水蒸気量増加

  • 断熱性能不足や単板ガラスの窓


冬型結露のリスク

  • 窓まわりのカビ・黒ずみ

  • 壁紙の劣化

  • アレルギーや喘息など健康面への影響


このため、「断熱性能を上げましょう」「ペアガラスにしましょう」という対策が一般的に語られてきました。ここまでは、多くの地域で“正しい話”です。



しかし、軽井沢ではそれだけでは足りない理由


軽井沢は標高約1,000mの高原にあり、夏は涼しいという印象がありますが、年間を通じて湿度が高く、夏場には相対湿度が90%を超えることもある と言われています。 これは湿気・結露・カビ・木材の腐朽といった住宅ストレスを引き起こす原因になります。

特に別荘や週末のみの利用住宅では、空気が滞留しやすく、湿気が溜まりやすい状態になってしまう ことから、設計段階から湿気対策を講じる必要があるのです。


窓の結露

軽井沢の気候の特徴


夏でも気温は低めだが、湿度は高い

  • 朝晩の寒暖差が大きい

  • 森に囲まれ、地面や空気中の水分量が多い

この条件が重なることで起きるのが、 “夏型結露” です。





軽井沢で本当に怖い「夏型結露」とは


夏型結露は、湿った外気が、冷やされた建物内部(床下・壁内・屋根裏)に入り込むことで発生します。


夏型結露のメカニズム

  • 湿度の高い外気が建物内に侵入

  • 日陰や地熱の影響で、壁内・床下の温度が低下

  • 空気中の水分が露点に達し、壁の中で結露

ここが最大の問題です。

👉 目に見えない場所で結露が起きる


その結果、

  • 壁内結露

  • 構造材の腐朽

  • カビ臭・シックハウス

  • 住宅寿命の短縮

といった深刻な問題につながります。

特に別荘利用や留守が多い住宅では、空気が動かず、湿気がこもりやすいため、夏型結露のリスクはさらに高まります。】


内部結露の仕組


壁体内の結露カビ

「高断熱・高気密」だけでは防げないのが夏型結露 

近年の住宅は高断熱・高気密化が進んでいます。しかし、空気や湿気の“逃げ道”を考えていない家では、逆に湿気が閉じ込められてしまいます。


  • 冬型結露 → 断熱性能で防ぎやすい

  • 夏型結露 → 通気・空気の流れがないと防げない


ここが、信州・軽井沢の家づくりで非常に重要なポイントです。





信州の気候に適した「エアフロー工法」という考え方 結露・湿気対策


そこで有効なのが、エアフロー工法です。

エアフロー工法とは、壁体内・床下・小屋裏に**空気が流れる通路(エアパス)**を設け、季節に応じて空気の流れをコントロールする工法です。


機械に頼りすぎず、自然の力(温度差・上昇気流)を利用して湿気を動かす──これがエアフロー工法の本質です。


エアフロー工法の概念図

夏のエアフロー工法|湿気をためない仕組み


夏モードの特徴

  • 床下や壁内に入り込んだ湿気を上昇気流で排出

  • 熱と湿気を小屋裏から外へ逃がす

  • 家全体が「風の通る木陰」のような状態に


これにより、

  • 壁内結露を起こしにくい

  • カビ・腐朽のリスクを低減

  • 室内もベタつきにくい


軽井沢の“夏型結露対策”に非常に相性の良い工法と言えます。


冬のエアフロー工法|冬型結露への対応  もちろん冬型結露にも有効です。


冬モードの特徴

  • 換気口を制御し、冷気の侵入を防止

  • 太陽熱で暖められた空気を循環ダクトで床下へ廻し、壁体内を循環。

  • 壁や床の表面温度を上げる


これにより、

  • 温度差による結露発生を抑制

  • 床下や壁内の冷えを防ぐ


冬も夏も、結露を「起こさせない環境」をつくるのがエアフロー工法の強みです。






既存の別荘でも簡単に対策できます!!       


湿気・結露対策のおすすめアイテム・工夫

「結露対策は新築じゃないと無理なのでは?」

そう思われがちですが、既存の別荘・中古住宅でも“今すぐできる対策”はあります。


機器で湿気をコントロールする


■ カライエ(ダイキン)

建物全体の湿気対策に有効な、住宅用除湿乾燥機。

床下や収納、別荘特有の「締め切り期間」がある住宅にも相性が良く、

留守中も湿度をコントロールできる点が大きなメリットです。

 ▶ 詳細はこちら https://www.ac.daikin.co.jp/karaie

除湿器カライエ


■ 乾太くん(リンナイ)

洗濯物の室内干しは、夏型結露の大きな原因のひとつ。

ガス衣類乾燥機「乾太くん」を使えば、

 • 室内に湿気を出さない

 • 洗濯物を一気に乾燥

 • カビ・結露リスクを大幅に低減

と、湿気対策と家事効率を同時に改善できます。

 ▶ 詳細はこちら https://rinnai.jp/lp/kanta/

ガス乾燥機 幹太くん


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家具配置・空気の流れを見直す

機械に頼らなくても、住まい方の工夫だけで結露リスクを下げることも可能です。


■ 置き家具は「壁から少し離す」

タンス・本棚・ソファなどを壁にぴったり付けていませんか?

👉 壁との間に数cmの隙間をつくるだけで、

 • 空気が流れる

 • 壁面温度が下がりにくくなる

 • 家具裏のカビ発生を防止

という効果があります。

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■ 風を通す(サーキュレーター活用)

湿気対策の基本は「空気を動かすこと」。

 • サーキュレーターで室内の空気を循環

 • 押入れ・クローゼットにも送風

 • 滞留しがちな空気を動かす

これだけでも、夏型結露の発生条件を崩すことができます。

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「対症療法」と「根本対策」の違い


ここまでご紹介したアイテムや工夫は、

✔ 既存住宅でもすぐできる

✔ 費用を抑えながら効果が出やすい

という点で非常に有効です。

ただし、

根本的に夏型結露を防ぐには、建物自体の“空気の流れ”をつくることが重要です。


信州の気候に適した「エアフロー工法」をさらに詳しく知りたい方は、

こちらの記事をどうぞ ⇒






まとめ|軽井沢の家づくりは「夏の湿気対策」がカギ  


一般的には「結露=冬の問題」と思われがちですが、

軽井沢・信州では、夏の湿気と夏型結露こそが最大のリスクです。


  • 冬型結露 → 見える結露

  • 夏型結露 → 見えない結露(=本当に怖い)


だからこそ、

  • 断熱性能だけでなく

  • 通気・空気の流れ・湿気の逃げ道


まで考えた家づくりが必要になります。

エアフロー工法は、信州の気候を理解した上で生まれた「地域適応型の結露対策」

軽井沢で長く快適に暮らすために、「夏も含めた結露対策」をぜひ知っておいてください。





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