みなさん「デュアルライフ」ってご存じですか?
「デュアル」とは、ラテン語 duo(デュオ)に由来する「二つの、二通りの、二重の」を意味する言葉であり、 「デュアルライフ」は都市と農山村が双方向で行き交うライフスタイル、つまり 二地域居住 のことです。
働き方の多様化で、デュアルライフが実現しやすく
限られた富裕層の方々が、軽井沢のようなザ・別荘地に二つめの住居を構えることばかりではなく、 最近では若いご家族も含め、幅広い方々がデュアルライフを楽しむようになってきています。
平日は都市部の企業で働き、週末は田舎の住まいへ移動しリラックスした休日を過ごす。
または、田舎でのびのびお子様を育てながら、平日だけご主人単身で都市部で働く。
2020年には、テレワーク中心の働き方で月に数回だけ都市部に行くという、田舎の住まいが主軸のライフスタイルを検討する方も増えてきました。
国土交通省が都市住民へのアンケートと将来推計人口をもとにした2005年の報告によると、 二地域居住者は2005年で約100万人(都市人口比2.5%)、2010年には約190万人(同4%)、2020年には680万人(同17%)、2030年には約1080万人(同29%)と見込まれています。
昨今のコロナ禍で、こうした動きがさらに加速することも考えられます。
デュアルライフを満喫するオーナー様に、週末の過ごし方を聞きました!
都市と田舎の良いとこ取り、憧れるけど実際どうなのか・・?ということで、実際のお客様にお話を伺いました!
K様夫妻は、東京都内のマンションに住み、都内でお勤めをされています。
お二人とも信州の大自然が好きで、登山やウィンタースポーツ、ロードバイクなど、多彩な趣味を楽しむために毎週のように信州を訪れていたそう。 将来は信州に移住することを見据え、2018年、信州の北に位置する上高井郡小布施町に一戸建てを新築されました。
念願の新居でデュアルライフをはじめて二年あまり。
とある週末の過ごし方を教えていただきました!
金曜日
19:00 仕事を効率よく終わらせて、東京駅から長野新幹線に乗車
長野駅まで1時間半ほどのあいだに、缶ビールで一週間の働きを労う
20:30 長野駅着、ローカル線・長野電鉄に乗り換え
21時過ぎ 小布施駅着 駅前の馴染みのお店で夕食をとり、徒歩で小布施の家に帰宅
小布施は観光地なので、駅前に美味しいお店がたくさんあるそうです! 乗り換えで時間があるときは、長野駅前のお店でご当地グルメを楽しむのも良いですね。
土曜日
午前 自宅の庭でBBQパーティーの準備
ご近所さんからいただいた採れたて野菜も食卓に
正午 関東や関西から、信州好きの仲間が集まってくる
150坪の敷地と広々土間サロンとウッドデッキで、大人数でものびのび過ごせる
愛犬連れの来客もOK!
夕方 土間サロンに趣味の道具をひろげて、山談議に花を咲かせる
辺りが暗くなってきたら、吹き抜けの塗り壁でホームシアター上映会
夜 仲間たちは畳敷きの客間でゴロ寝
(客布団よりも、自前のシュラフで眠るのが至福だそう!)
日曜日
午前 仲間とツーリングを楽しむ
数十分の距離でも、大自然を感じられる緑豊かな場所がたくさん
午後 仲間を見送り、ご夫婦で庭仕事や畑仕事
自家用車を小布施の家にいつも置いてあるので、近所への買い出しもラクラク
夕方 北信五岳に沈む夕日を眺めながら、荷支度
駅弁と缶チューハイを片手に、帰路につく
通常の二連休でも、しっかりと信州ライフを楽しめているようです!
新築する前にも、長野駅前に賃貸アパートを借りて二地域居住をされていたK様ですが、 当時は東京との行き来に車を使っていたため、移動だけでいつも疲れていた(お酒も飲めない‥)、 長野のアパートは閉鎖的な寝るだけの空間で、信州を楽しむ住まいには程遠かったそう。
同じデュアルライフでも「戸建てを持つことで、週末が2倍豊かになった」と話されていました。
デュアルライフには信州がぴったり!
生活拠点を100%地方に移すなら北海道や沖縄も魅力的ですが、 都会との往来のしやすさを考えるなら、信州は二地域居住にぴったりの場所です。
東京から北陸新幹線に乗れば、軽井沢まで約70分、長野まで約90分。
中央本線・特急あずさでの行き来なら、八ヶ岳・諏訪エリアや安曇野エリアも魅力的ですよね。
関西地方・中部地方からはアクセスしやすい南信州エリアも人気です。
興味はあるけれど、土地勘がなくて迷う‥という方は、長野県内6つの営業拠点をもつエリアスタッフへお気軽にお声がけください♪
私たちは設計士や施工管理士といった建築のプロでありながら、全社員が「信州コンシェルジュ」として豊かな信州ライフをサポートしていきます。
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